刈り払われた天然のホオノキを使って箸を作ってみた

どうも〜、てっちゃんです!

 

はじめに少し自分語りさせてもらうと、私[再利用]や[有効活用]みたいな、本来捨てられるものを利用して新しく何かを作ることが大好きなんですよ。

 

そんな私が梅雨明けのある日散歩していたら…

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道路脇にホオノキが倒れていました。

おそらく道路脇の刈り払い作業で草と一緒に刈り払われてしまったのでしょう。

 

倒れているホオノキを見て「なんだか、もったいねーな。何かに使えないかな。」と思ってしまいました。

 

そして秒で「よっしゃ。箸を作ろう」という決断に至り、家までホオノキを持って帰ることに。(徒歩1分)

 

丁度選定ハサミを持っていたので、邪魔な葉っぱを切り落とし、ある程度コンパクトにしてから運びます。

 

家に到着したら、ノコギリを使って更にサイズを小さくしていきます。

 

写真はありませんが、余った太い幹の部分は後ほどコップかスプーンなどにする予定です。現在は外に放置し、水分を少しでも飛ばしているところです。

 

さて、今回のテーマとなる橋は切り取った枝から作ります。

 

まずは大雑把に枝を切って独立させ、何本か揃えていきます。

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今回使用する二本はこちら。

(既に前日に手探りで1セット作成済み)

 

前回は箸を作ったつもりが先端を細くするのを忘れたので今回は先端を意識して作ります。
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作り方

①箸のベースとなる木を用意したら、よく切れるナイフを用意しましょう。木材加工用があればなお良しです。

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②外皮が見えなくなるくらい削ります

左:外皮を削る前

右:外皮削った後
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③緑色の薄い皮をある程度削ります

左:削る前

右:削った後

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④ある程度形を整えます

箸なので、掴みやすいよう、先端にかけ細くしていきます。

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⑤紙やすりを使用して、滑らかにしていきます。

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使用する順番から40→80→120→240→400

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⑥仕上げに亜麻仁油を塗ります

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塗る前
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塗った後

⑥最後に乾燥させます

とにかくカビないように乾燥させます。

今のところ扇風機で乾燥させてますが、どうなるかはわかりません😅

 

とりあえず、もう一度油を塗って乾かして様子を見ます。

 

やってみての感想

今回、箸を作って完成させることができれば最高なのですが、それ以上に自然の材を使って自分で道具を作ることの楽しさを学ぶことができました。

 

この楽しさを次の木工に活かしてレベルアップさせるのはもちろんなのですが、

 

それ以上に小さな子供達に体験してもらいたいなと考えるようになりました。

 

理由は、子供のうちに自分で何かを作り、生み出す経験をするって大事なことで、将来自分で何かを始める時の自信に繋がると感じたからです。

 

加えて、自然の材料を使用することで、身の回りの自然に興味をもつきっかけにもなります。

 

体験会みたいな感じで木工を行えば、コミュニティも広がりますし、楽しんで学習もできる。

 

だから、私が自己満足で木工をやるに留まらず、誰かのために、次につながるような活動に徐々に移行していきたいと考えます。

 

そういう意味で、今回の箸作りを発想→実行という形で形に出来たのは自分にとって小さいけれど大きな一歩なのかな、と。

 

まあ、私のことは置いといて、自然の材料を使って何かを生み出すという行為は自信に繋がりますし、実用性がありますし、何より楽しいです。

 

私のやり方では失敗するかもしれません(カビる可能性が高い)が、是非みなさんも箸作りを始め、天然の材料を使った作品作りを楽しんでみてはいかがでしょう⁉️

 

ご閲覧ありがとうございました。