最近の子供達は自然を使った遊びをしない…と嘆く大人たちへ
どうも。テツです。
自信のTwitterより引用しました。
今回話したいことは、今の子供と昔の子供では遊ぶ環境が大きく変わっているということです。
今の大人が子供の頃、自然は身近にあり、天然の遊び場がすぐそこにありました。
遊び場だけではありません。常に自然が生活と密着する形を保っていたため、子供達は無意識のうちに自然に溶け込んで遊んでいました。
と私は周りの大人から聞いています。
過去の動画や文献、インタビューなどからも当時の様子が伺えます。
要するに、昔の子供達はごく身近にあった自然と無意識のうちに密着する形で生活しており、その自然を天然の遊具として利用していたということです。
そうすると自然と山や川に生息する生物の知識や生活する上での知恵が身につき、自然を理解していくわけです。
昔の子供達はそれができていました。
打って変わって現在の子供達はどうでしょう?
余程自然に興味がない限り、自分から自然と関わろうとはしません。
都会の子供達ならまだしも、地方や田舎暮らしで自然がすぐそこにある場所に住む子供達でさえ家の外の自然と関わって遊ぼうとはしません。
これは非常に残念なことです。
宝の持ち腐れとはまさにこのこと。
少し言い過ぎな表現かもしれませんが、それくらい田舎の子供達が自然と関わらないのはもったいない事なのです。
変化が著しいこの時代。
子供達の遊びの変化も激しいものがあります。
その代表がゲームです。
ゲームが悪いとは言いませんが、子供達が家の中で安全第一で遊ぶ要因になったのは間違い無いでしょう。
私も今考えるともったいないことに、幼少期はゲームに没頭していました。(いまいち没頭しきれていませんでしたが)
これにより、遊びは外→内へと変化しました。
そして、工業化やテクノロジーの発展など様々な近代的要因により、我々の生活は短期間で大きく変化しました。
その影響は少なからず田舎にも訪れます。
そして現在。
地方・田舎と呼ばれる地域の子供達が外で自然と戯れながら遊ぶ様子はほとんど見られなくなりました。
家のすぐ近くには沢山の野草が生え、木々が生い茂り、虫や動物たちが鳴いているのにも関わらず、少しの興味も示さず、遊ぼうとはしません。
私の住む地域ではその影響がモロに現れています。
皆、山や川(川は少数利用する子供達はいる)で遊ぶことはほとんどなく、基本家でゲームや住宅街での遊びに没頭しています。
先程申し上げた通り、これは非常にもったいないことです。
自然がすぐそこにあるのに。
山や川なんてそばにあるじゃん!
当時を知る大人からすれば
- 最近の子供達は自然を使った遊びをしない…
- 俺たちの頃は…
- 秘密基地や山菜採り、楽しかったよな〜
などと思い、嘆いていることでしょう。
実際、そのような大人は沢山おり、私の周りにもいます。
(稀にこれ関係でマウントとってくる人がいて、厄介です。)
さて、長くなりましたがここからが本題です。
今、これまで私が述べてきたことが共感できるというそこのあなた。
おそらくあなたは子供達にもっと自然と触れ合いながら遊び、成長してもらいたいと考えているはずです。
素晴らしい! 私も同意見です。
しかし、ここで一つ尋ねます。
あなたは自分の子供に自然の魅力を、
自然の中で遊ぶ事の楽しさを感じさせましたか?
どうでしょうか?できておりますか?
私の体感では殆どの大人ができていないと感じています。
はっきり言って口だけ。口であの頃は〜と子供達の知らない世界でマウントをとるだけ。
それでは子供達、気分悪くしますよ。
自然の楽しさを理解しようとしないまま成長していっちゃいます。
そうではなく、我々大人が(私はまだ19歳ですが)子供達の目線になって、自然の楽しさを教えていかなくてはならないのです。
これからの少子高齢化の時代、各山村・地域を守る子供達に、一番身近な自然の魅力と大切さを教えて、維持してもらわなくてはならないのですから。
我々が今、継承という形で受け継がせて行かねばならないのです。
我々が自然を使って遊ぶ事はこんなに楽しい事で、そんな楽しい遊びが出来る素晴らしい場所がすぐそばにあるんだよ!という事を実際に教えていくのです。
子供達を外で遊ばせる事、特に山や川で遊ばせる事が不安で仕方のないお父さん・お母さん。
いることでしょう。
そういう時は近くで監督をしながら見守ってあげて下さい。
例えば、今日はこの辺で遊ぶから、私の目から離れない場所で遊んでねといった形をとるなど、工夫の仕方は様々です。
オススメなのは、地域や近くの自然をテーマにしたツアーに親子もしくは家族で参加することです。
これなら安全に、かつ普通は立ち入らないような場所で自然について学ぶことができます。
時間がうまく取れないという方は、こういうツアーに子供達を参加させてみるのもいい方法なので、やってみて下さいください。
体験学習的なイベントやツアーは心身共に成長させると同時に、自然への興味関心を高めさせてくれます。
最後に、冒頭でもお話しした通り、昔と今では子供達の遊ぶ環境は大きく異なっているため、自然と触れ合おうとしなくて当然です。
そこを理解しつつ、子供達に自然の楽しさを教えなくてはなりません。
教えていくのは私たち大人です。
教えること自体は若者から高齢者まで幅広い年代の方まで可能ですから、後は行動に移すのみです!
一緒に、子供達に自然と触れ合うことの面白さ、大切さを伝えていきましょう!
では、またの記事でお会いしましょう‼️