春の訪れとミズバショウ 2020/4/19
どうも。テツです。
ミズバショウは春になると、沢や湿地に姿を表すあの白い植物です。
一度は見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。歌にもなっているほど有名な植物です。
ミズバショウについて1
ミズバショウについて簡単に説明すると、
- サトイモ科
- 山間地の水が綺麗な湿地を好む
- 寒さに強く、暑さには弱い
この他にも特徴はありますが、今回は割愛します。
さて、今回はこのミズバショウの群生を見に行きました。
場所がどこかは教える事はできませんが、一般の人が観光目的で立ち入るような観光スポットとなっているミズバショウ群生地ではありません。
山間地の湿地帯つまり山の奥の方です。
湿地帯というよりは、水流がある綺麗な沢といった感じですね。
※
まずは山に入り、整備された道をしばらく歩いた後、ルートを外れ、笹藪に突入しました。
笹藪を抜け、木々が邪魔する林内を少し歩くと、ミズバショウが群生する沢に到着することができます。
ポイントに到達できればこっちのもん。
綺麗で美しい数多のミズバショウを拝むことができます。
川上から川下まで、ズラっとミズバショウが発生している光景は実に清々しいものがありました。
同時に自然の生み出した神秘を感じました。
この光景を独り占めしている快感に数秒の間浸っていたのは秘密です笑
ミズバショウに触れることのできる距離まで近づけるって、結構贅沢ですよね。
※(実際に触れるのはやめましょう。ミズバショウにはシュウ酸カルシウムと呼ばれる毒成分が含まれているため、汁に触れるとかぶれたり、水ぶくれができたりする恐れがあります。)
なかなかない貴重な機会なので、じっくりとミズバショウ観察に時間を費やしました。
空や周りの風景も同時に写してみました。
(少し細い木々が邪魔だが、気にしない)
奥のミズバショウは半分以上埋れていますね。
これで生きていられるのだから、素晴らしい。
手前のミズバショウは草姿が非常に良く、見本となりそうな個体ですね。
少しアップしてみました。
ここで追加の説明をします。
ミズバショウについて2
ミズバショウの花は白い部分ではありません。真ん中の緑色の棒の周りに一つ一つびっしりついているのが花です。余程アップしないとみづらいです。
ちなみに、
白い部分を仏炎苞。
緑色の棒を肉穂花序といいます。
仏炎苞は葉が変化したもので、
肉穂花序は穂状花序の特殊化したもので、多肉な花軸の周囲に柄のない花が多数密生するものです。
この写真の撮影ポイントよりも奥の方に更に群生している場所があるのは知っていましたが、一人ということもあり、安全面を考慮して今回の観察はここで断念することを決断しました。
それでも十分に楽しめましたし、勉強にもなりました。
次回、おそらく再来週あたりに天候が良ければ、もう一度訪れ、その時はもっと奥まで行って撮影してみたいです。
おわりに
今回はミズバショウを見に、普段人が訪れないような場所に向かい、無事ミズバショウを拝むことができました。
穏やかな水流が流れる沢に群生するミズバショウを見ることができ、とても幸せなひと時を味わうことができたと感動しております。
この感動を少しでも多くの人に味わってほしいと、noteやYouTubeでも記事・動画として公開したいと考えています。
完成した場合はTwitterにて公表しますので、是非ご覧になってください。
今回はこの辺で締めます。
では、また。